人生は積み木
今回は基礎に返って、「ツインレイとは何か」について書いてみましょう。
ツインレイ(双子の光)とは、意識の進化の最終段階のことで、聖なる男性性と聖なる女性性を統合するものです。
私たちには誰にも神様のような神聖な部分が自分のなかにあります。
それを魂と呼んでおきます。
魂は生まれることも死ぬこともなく学び続ける存在です。
魂の学びのやり方は、最初はひとつだったものをバラバラにして、
それをまたひとつに戻していく、というやり方で学んでいきます。
積み木を崩してまたくみ上げていくようなのことが、魂の学びです。
あなたはこの人生で、積み木のどこかをくみ上げています。
積み木は、一回の人生では終わりません。
何百回、何千回と転生して人生を繰り返し、だんだん完成に向かいます。
そして頑張った甲斐があって、ついに最後の2個の積み木が残った。
それをくみ上げれば、はい、魂の学びは終了。
めでたく地球学校の卒業になるのです。
その最終試験の段階にいるのがツインレイです。
魂の片割れの意味は?
ツインレイは「双子の光」の意味ですが、よく「魂の片割れ」「魂の半分」などと表現することがあります。
「半分」というと、魂をナイフで二つに切ったように受け取られるかもしれませんが、
魂は二つに切ることができません。
なぜなら魂はただのエネルギーなので、魂を二つに分けてもAとBの別の魂になるわけではないからです。
1リットルの水を500mlのボトル2本に分けても、それはあくまで水であるのと似ています。
「魂の片割れ」「魂の半分」というとき、念頭にあるのは、全体を二つの「極」に分離したイメージです。
二つの極とは、「聖なる男性性」と「聖なる女性性」です。
聖なる男性性、聖なる女性性は、エネルギーの二つの極です。
「聖なる男性性」と「聖なる女性性」をあわせると(統合)、元の状態に戻れます。
僕たちはその統合を目指して、日々学んでいるのです。
なので、「1人では何か足りない。そうだ運命の人を見つければもっと完全になれる。運命の人を探そう」というのとツインレイは違うのです。
ツインレイは、一つの魂が投影された肉体が2つあると理解するといいでしょう。
本質は同じなんだけど、その表れが違う、ということです。
ここから生まれてくるのが、波動が同じものが強烈に惹かれあう磁力の強さです。
多くのツインレイの方が、すごく惹かれると言っていますが、それはそのとおりです。
それは文字どおり磁石のように惹かれるのであって、「好き」という気持ちとはちょっと違うと思います。
意識していないのに、近づいてしまう、気にしていないのに視界に否応なく入ってくる。
そんなかんじです。
強烈に惹かれると同時に感じる一種の戸惑いも特徴的です。
目の前に自分がいたら変な気がするじゃないですか。
あの感覚があります。
それでもとても懐かしい故郷のようなかんじもします。
ただの恋愛ではなく聖なる使命のために統合
さて、このツインレイですが、結婚のために出会うとは限りません。
エネルギーを統合するために出会うのです。
聖なる男性性と聖なる女性性を統合できるのであれば、どんな形でもいいのです。
むしろ、大事になるのはツインレイの使命です。
ツインレイは、魂として聖なる男性性と聖なる女性性を統合する大きな目的がありますが、それは同時に、統合した魂の素晴らしさを多くの人に見せることになります。
聖なる男性性と聖なる女性性を統合すると、初めて人は全体を回復できるのですが、そのときのパワー、愛は、多くの人を愛に目覚めさせることになります。
私たちが思っている「自分」は、大きな全体のほんの一部にすぎません。
「あ、ここにも積み木があった」と自分に気づいてそれをくみ上げていき、全体を取り戻す。
その一番大事な積み木が、聖なる男性性と聖なる女性性。
それを統合するとものすごいエネルギーが放出されます。
それはまるでビッグバンみたい。
「結婚して子どもをつくって幸せになりましたとさ」
という昭和の物語ではなく、
自分の全体を回復するために、ツインレイは今出会っています。
この大きな物語の最終章がツインレイの統合です。
ツインレイは究極の出会いであり、究極の愛、究極のミラクル
究極のロマンスなのです。