■統合って愛し合うこと？
読者の方からコメントでご質問をいただきました。
こんなご質問です。
ツインレイでの、統合とは、具体的にどう言う状態の事なのですか？結婚と言う形に至らなくても、お互いが求め合い、思い合い、愛し合えれば、統合になるのでしょうか？
また、統合とは、ソウルメイトや一般の恋愛でも起こるのですか？もし起こるとしたら、ツインレイの時と同じ意味として捉えるのでしょうか？
ツインレイ同士の最終的な段階の統合が、いまいち、良く分からないのです⭐️
このブログも「統合」という言葉をよく使いますが、
それがいったい何を意味しているのかというご質問ですよね。
この方が思っておいでなのは、
肉体をもった男女が愛し合うことが統合なのか？
ということですよね。
答えはNOです。
僕たちは肉体を持った男女を前提にツインレイを考えがちですが、ツインレイの統合とは
それではありません。
ツインレイの統合とは、「エネルギーの統合」のことで、聖なる男性性と聖なる女性性を1つにすることです。
肉体に則して言えば、お相手のなかにある自分と対になるエネルギーを自分のものとして肯定し、自分のエネルギーとして受け入れるといったら少し具体的になると思います。
女性性を持つ女性の場合、お相手のなかにある男性性を自分のものとして肯定して受け入れることになります。
例えば、プロジェクトを導き成功させるとか、リーダーシップを発揮するとか、物事をスタートさせるとか、1つに集中する、といった男性性を受け入れ発揮します。
逆に男性性を持つ男性の場合は、お相手のなかにある女性性を自分のものとして肯定し、自分のエネルギーとして受け入れます。
例えば、命を育むとか、家事をするとか、何かを生み出すとか、癒すとか、ケアするとか、思いやるとか、そんな女性性を使います。
そして、2人とも男性/女性といった意識を昇華させ、男女を超えた普遍的な人間（ある意味スーパーマン、超人）になっていきます。
そして、すべての分離を終わらせ、はじめにあったワンネスに戻るのです。
地球での学びを終え、アセンションします。
統合を終えたら、マスターとしてあちら側にとどまり、あちらから魂を導くかもしれません。
あるいは、地球に再度転生して、実地に魂を指導するかもしれません。
それは魂の選択しだいです。
これでも具体的な説明なのですが、ツインレイの統合は肉体やモノ、物体のことではないので、抽象的にはなってしまいますね。
また、統合とは、ソウルメイトや一般の恋愛でも起こるのですか？もし起こるとしたら、ツインレイの時と同じ意味として捉えるのでしょうか？
ツインレイは統合の最後の段階で一番大事な統合を行います。
それが聖なる男性性と聖なる女性性の統合です。
またツインレイと区別されるツインフレーム、ツインソウル、ソウルメイトetc.でも統合が起こるのか、というご質問ですが、ツインレイとは違う意味での統合は起こるはずです。
でもその最後の最後の一番大事な統合を行うのは、ツインレイのステージです。
ですから、ツインレイが究極とよばれるのです。
■恋愛と愛のステージ
ツインレイの話題は、やはり「恋愛」の話のように見えてしまいます。
愛といえば、恋愛だと思うのですよね。
しかし、愛とは恋愛のことや「大好き」だと言っているわけではなく、宇宙に普遍的に存在するエネルギーのことを言っています。
この意味で、私たちは愛なのですよね。
なので、ツインレイでの統合も、恋愛というよりはエネルギーの統合です。
ここらへんのことが、理解しにく方もいて、このブログを読んでもいい話なんだけど、なぜかモヤモヤする、ということがあるだんろうと思います。
簡単に説明すると、恋愛と愛は別のものだからです。
恋愛：エゴ、アタマ、肉体、執着、打算、欲しい、相手が幸せにしてくれる、恐れ、不安
愛：魂、ハート、エネルギー、愛、与える、自分が自分を幸せにする、幸福、自由
こんな違いがあるんです。
同じように思えても対照的なのが恋愛と愛です。
このブログでお伝えしているのは愛のほうです。
これは成長のステージと関係するので、まだ多くの方が恋愛のステージにいると思います。
「相手を自由にしたら去って行く」「相手に愛してほしい」「愛される人に価値がある」といった一見よく見かける言葉はエゴの言葉です。
恋愛ステージにいる方が愛のステージの話を聞くと、神様仏様クラスの話のように難しく感じるようです。
でもそれはただステージが違っているだけで、愛のステージにいる人はたくさんいます。
それこそ二極化ですよね。
僕たちは恋愛のステージにいる人を愛のステージに上げることが大事だと思って、このブログを書いています。
■分離の歴史を終わらせ再び全体に戻す
さて、僕たちが生まれたストーリーをまた書いてみましょう。
この宇宙が生じる前、すべてはひとつでした。
それは混沌の海のようで、すべてが熱く煮えたぎっていました。
そこに「光あれ」と声がしました。
それとともに光がその海に注ぎます。
そして、「ひとつ」が初めて何かに別れました。
これが最初の分離です。
最初に分離したのが「聖なる男性性」と「聖なる女性性」。
アダムとイブのようなものだと考えていいです。
そして、聖なる男性性と聖なる女性性から
さらなる分離が起こり、
その組み合わせで万物が創造されました。
僕たちもその子孫です。
この意味で、僕たちは分離と創造の産物だといえます。
私とあなたは違う。
人と動物も違う。
人と自然も違う。
何もかもが分離して別れています。
一方で、個人を見ても分離がありますよね。
僕たちはおぎゃあと生まれたときはまったくの全体です。
自分のまんまです。
ところが、大きくなるにつれ、親や先生、友達、他人などからさまざまなことを学びます。
赤ちゃんでさえ学びます。
「泣いているときは親が困った顔をしている」
「笑うと親も楽しそうだ。じゃあなるべく笑うのがいいんだな」
と思って、なるべく泣かないようにするでしょう。
大きくなって、怒ったら
「怒ってはいけないよ。許してあげなさい」
と言われ、怒りを感じるのを抑圧したかもしれません。
「本当は○○がしたい」と思っていても
「親の希望は××だから、××しておこう」
と自分の気持ちや感情を押し入れに押し込めてしまったでしょう。
こうして、表向きの顔（顕在意識）と本音の顔（潜在意識）が分離してしまいました。
僕たちは元は一枚のきれいな鏡だったのに、「あれはいけない」「これはいい」とジャッジするたびにその鏡にひびが入って細かい破片に別れていったのです。
この意味で、僕たちは究極の分離にあると言っていいでしょう。
でもあるとき、「これではいけない。自分がいない」とあなたは気づきます。
「本当の自分を取り戻したい」と思います。
そこで、いろいろ本を読んだり、セミナーに出たり、ワークをしたりして、自分じゃないと分離させてしまった自分の破片を拾い始めたのです。
コメントの質問者の方は、統合は2人で行うものと思われているようですが、その前に個人の統合も存在するのです。
親や周りの人に否定されたりして、「この自分はいけないんだ」と思い込んでしまった自分のかけら。
それを拾って、再び自分のものとするのも大事な統合のひとつです。
いわば心理的な統合です。
そして、「人類が一番」といった意識を捨て、動物、自然、宇宙などとも統合を図っていきます。
それと同時並行でさまざまな人と出会い、交流しながら、相手を鏡として自分を統合していきます。
こんなプロセスを長く行います。
これは今世だけの話です。
実際は、過去生、未来生の自分も自分なので、それも統合していきます。なんのことかわからなくなる～
そして、この統合のプロセスの最後の最後に、魂の片割れと思えるようなツインレイに出会います。
ツインレイで、最初に分離させた聖なる男性性と聖なる女性性を統合します。
これを終えたら人間卒業ですから、そんな簡単な話ではありません。
つらい試練と思えることも起こります。
晴れてお相手のエネルギーを自分のものとして統合できたら、あなたは元のあなたに戻ります。
元のあるがまんまのあなた。
人類の歴史は分離と統合の歴史だともいえるのですが、その最終段階にいるのがツインレイ。
最後の最後。
これ以上はないのです。
こういう話を見てみると、ツインレイは今世の恋愛のことではなく、人類の歴史のまとめの段階だということがわかると思います。
ツインレイ統合とは、恋愛でも結婚でもセックスでもありません。
分離の歴史を終わらせるべく行う、聖なる男性性と聖なる女性性をひとつにして昇華させ、もとのひとつに戻す壮大な試みです。
統合について理解が深まればうれしいです。
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