2つのアプローチ
皆さん、こんにちは。「宇宙の法則」エバンジェリストのにしきです。
「愛されないと愛されたい。でも愛されないと愛が怖い –願望と抵抗の二律背反」
にも書いたように、願望があるときには、同時に抵抗があります。
しかも、願望が生まれてきた原因・理由と、
抵抗が生まれてきた原因・理由は
同じなのです。
ある出来事が起こった(例:「私は愛されないと思い込んだ」)。
そのため、願望が生まれた(「愛されたい」)。
しかし同時に抵抗も生じる(愛されなかったから、愛されるはずがない)。
愛だけではありません。
お金、健康、人間関係、仕事・・・多かれ少なかれ願望があるところには抵抗もあるのです。
だから、願望は原理的に実現しにくいわけです。
そんな願望にとらわれてしまうと、
「なぜ願望が実現しないんだ~」と
逆に苦しむことになります。
では、願望と抵抗が、同じひとつの出来事から起こっているとき、願望を実現するには、どう対処すればいいでしょうか。
2つのアプローチがあると思います。
1. 願望と抵抗を同時に手放す
これは、時間を「今」にフォーカスして
今、あなたが持っている願望、そして抵抗を
同時に手放していくやり方です。
願望と抵抗はセットになっているので、
願望を持っているだけでは、抵抗があるため実現しません。
また、同じ理由で「願望だけを持つ」わけにはいきません。
願望を持つと抵抗が生まれるのです。
そのため、願望を強くして実現を早めようと
すると願望の強さに見合った程度に抵抗も
大きくなるので、結局何も変わりません。
願望と抵抗の綱引きが続きます。
「強くイメージすれば願望は実現する」
などと言われることもありますが
実際はそんなことはないのは多くの方が体験済みでしょう。
強くイメージすると抵抗もまた増えていまい
実現する力をキャンセルしてしまうのです。
とするならば、抵抗だけを手放すのでは不足で、
願望そのものもの手放していく必要があります。
つまり願望と抵抗を両方とも手放していくのです。
これがめちゃめちゃ効果的です。
ちなみに、「願望を手放す」とは願望の実現を諦めることではなく
「願望にまつわる感情のレベル下げること」を意味しているのにご注意ください。
こういう理由が1つ。
別の説明の仕方をすると、願望を持っているときの波動(○○したい)と願望を実現したときの波動(平穏、満足)が全然違うので、
この意味でも願望を手放して、実現した波動にシフトする必要がある、ということがあります。
そのため、なんらかの方法で、
願望を手放し、他方で抵抗も手放してきます。
実際には「愛されたい」という願望にまつわる感情を手放し、「愛されない」という抵抗の感情も手放していきます。
すると、心のなかにあるワサワサした焦りの気持ちがなくなりあなたが落ち着いてきます。
心が落ち着くと、あなたがクリアになり、
やるべきことがわかってきます。
そして、軽く行動できるようになるのです。
そのため、実際には願望と抵抗を手放すと
願望の実現は早くなります。
「執着はいけない」というのは恋愛だけではなく、お金もそうだし、健康もそうだし
人間関係でもそうなのです。
「願望を手放したら、どうやって願望が実現するんだ」と戸惑う方が多いようですが、それは脳が言っていることで、脳は願望実現のプロセスを理解できません。
ハートはプロセスを理解できます。
実際の実現プロセスは「願望→手放し」と動いていきます。
ぜひ理解してくださいね。
2. 根本原因を解決する・手放す
1.とは別の発想で、願望と抵抗が生まれた「ひとつの根本原因」を解決したり、手放したりするやり方もあります。
これは、セラピーのアプローチといってもいいかもしれません。
1.は時間を「今」にフォーカスして
今、持っている願望や抵抗を手放していくアプローチでした。
今感じているものを手放せばいいので、これはやりやすい方法です。
2.は根本原因にさかのぼるため、時間は過去を探っていきます。
なんらかの方法で、根本原因となる
出来事を手放していくように、
その人を誘導していきます。
その根本原因を手放すことができれば、
そこから生じた願望はなくなっていきます。
そして、もっと健全な形で、
その人は「今」を生きることができようになります。
これがセラピーの目指すところ
なんだと思います。
根本原因を手放していくので、
より効果は高いと思われますが、
2.のアプローチは当の本人が抵抗して、
根本原因を持ち続けてしまう傾向があります。
本当のところ、人は変わりたくないのです。
よくもなりたくない。
願望も実現したくない。
ただ苦しんでいたい。弱者でいたい。
そんなマゾな傾向を持っている方もいるのです。
また、手放すことに一生懸命になりすぎて
「まだ手放せないから、よくなってはいけない」と思い込む人もいます。
「よくなるには手放さなければいけない」という
固定的な考え方も手放してください。
人生はもっと自由でいいんですよ。
3つめのアプローチ:とことんやる
こうして願望と抵抗が生まれる仕組みを見てみると願望自体がいいものではないと思えてきます。
「カジノで豪遊」といったあっけらかんとした願望でさえ、
その願望が起こってきた理由を考え合わせると、
願望は、その人を縛る鎖のようなものに思えてきます。
過去の未消化な体験が亡霊となって
今に蘇ってくるのです。
前回シェアしてにしきの例もそうですよね。
こうした過去の亡霊にとらわれてしまうと
今のあなたは自由ではありません。
過去の出来事に規定されてしまうのです。
過去の出来事から生まれた不足を埋める人生ではなく何も制限されず、自由に、今この瞬間からイキイキと生きるにはどうしたらいいでしょうか?
にしきがオススメするもう一つのアプローチは
「とことんやる」です。
過去、お金に恵まれなかったら
とことんお金を稼ぐ。
過去、愛されなかったら、とことん愛されてみる。
過去の出来事が悲しかったら、とことん悲しんでみる。
怒りたかったら、とことん怒ってみる。
とことんやってみれば、未消化な体験を消化できます。
そうすれば、もう過去の体験にこだわることはありません。
恥ずかしくかもしれないけれど、とことんやってみる。
やり尽くしたら、もう飽きて、次に行けるようになります。
とことんやり尽くしたら、願望は実現しているか
なくなっています。
「湘南の家に住みたい」というにしきの夢もその原因がわかって、とことん感じたことになり、今回の記事の執筆で浄化できました。
もうそんな願望に踊らせられることもなく
魂レベルの願望に向かっていけるでしょう。
皆さんの願望はどんなものですか?
もし、願望があるなら、願望と抵抗を手放す、
根本原因を解決する、とことんやる、
こんな方法で解消してください。
願望は手放して、あなた自身に戻ってください。
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