皆さん、こんにちは。「宇宙の法則」エバンジェリストのにしきです。
「願いが叶う」と言います。
うれしいそうに、「願いが叶った」と言われと、なんだかこちらもうれしくなります。
「願いが叶った」と言う言葉を聞いて、どんなことを感じるでしょうか。
【「お願い!」と願いをかけていたら、何をすることなく、それが勝手に叶った】
そんなイメージがあるかもしれません。
「ケーキを食べたいと思っていたら、誰かがおみやげでくれた。ラッキー」
こんなことをイメージしているかもしれません。
「クリスマスプレゼントに○○が欲しい。サンタさん、お願い」
すると、見事に欲しいモノがプレゼントされた子どものころのこと、とか。
そこに、「自分や宇宙が願いを実現している」という意識は薄いかもしれません。
「願いが叶う」という日本語に、「願いが自然と叶った」というニュアンスが
あるからです。
願いあるいは願望を、このニュアンスでとらえていると、
「何もしなくていい」「寝て待てばいい」という「引き寄せの法則」の誤った理解が
生まれてしまうかもしれません。
実際には、「自然と叶った」ように見えるときでも、背後ではその人と宇宙との間
の「意識」のやり取り、「エネルギーのブレンド」があるのです。
「本当の自分」を介して、その人の意識と宇宙がつながる。
そのときに、願望が実現してきます。
ですからここにあるのは、「願いが勝手に叶う」ということではなく、
その人の意識も相当かかわっているのです。
実際そうでしょう?
子どものころ、望みのプレゼントをもらうために、一日中そのプレゼントのことを
考えたのではありませんか?
そのとき、すごく本気で願いのことを考えていたはずです。
それぐらいの意識のかかわりがありました。
だから結果として思いが通じたのでしょう。
お話のなかのシンデレラだって、「星に願いを」かけていただけではありません。
目の前のことに一生懸命になりながらも、チャンスが来たら、言うべきことは
しっかり言い、精霊の力を借りながらミラクルを引き寄せていた・・・というのが、
よしこさんが行った「シンデレラのように王子様をゲットする方法」のポイントです。
日本の神社も、お願いをする場所ではなく、「既に実現しました。ありがとう
ございます」と自分の本気度を神(=あなた)の前に示し、天とつながって波動
を変える場所だったはずです。
「願い」を「現実」に「昇華」させる場所だったはずです。
今はそれが忘れられ、欠乏の波動を落として行ってしまう場所になっているようです。
いずれにせよ願いや願望には、その人の意識が相当関与している。
願いは勝手に叶うものではない、ということを肝に銘じていただきたいものです。
(かといって、行動すればいいということでもありません。意識をちゃんと使う
ということです)
じゃあどうすればいいのでしょう?
それは、願いや願望を、「本当の自分」や宇宙とつながるためのツールだと思えば
いいのです。
「本当の自分」という自分の意識の深層につながり、そこから宇宙の創造性である
「ソース」につなげるという、意識的・意図的な作業が必要なのです。
しかもそれは「委ねている状態」によってです。
慣れない人には複雑な、エネルギーの操作が必要です。
これを自然とできちゃう人もいるのでしょう。
これを自然とできる人が、何でも望みを叶えているように傍からは見えるのです。
大人になると、思考が邪魔をして、この感覚を忘れてしまいます。
子どものころはやっていたのに・・・。
この感覚を思い出すうえでも、「インナーチャイルド」はとっても大切です。
創造性はインナーチャイルドにあるのです。
願いは勝手に叶うものじゃないこと。これを忘れないでください。
かと言って、行動でがんばればいいということでもありません。
大事なことは「願いを通じてつながること」。
これなのです。