皆さん、こんにちは。「宇宙の法則」エバンジェリストのにしきです。
イメージしてください。
今、皆さんの目の前には、見えないけれど、たくさんの世界が空中に浮いています。
それぞれの世界は、丸い形だったり、立方体だったり、四角柱だったり、とげとげがいっぱいついている楕円の立体だったりします。
それぞれの世界にはおおまかな「シナリオ」があります。
丸い形だったら・・・「仕事は順調、十分な収入を得て、人間関係に恵まれ、愛する人と助け合うパートナーシップをはぐくむ」と書いてあります。
立方体だったら、「仕事はすごく忙しくて、収入はあるけれどとてもストレスフル。会社の人間関係も心休まるときがなく、家に帰ればパートナーとケンカが絶えない」とあります。
四角柱は「なかなか定職に就けず、アルバイトでしのぐ。毎日がカツカツの生活。カップルを見るとうらやましく思うだけで、家に帰ったらすぐ寝るだけ」と書いてあります。
とげとげつきの楕円は、「やることなすことうまくいかず、人生を投げ出したくなる」とあります。
そのほかにも、無数のバリエーションの世界が目の前にぷかぷか浮いています。
そんな状態をイメージしてください。
その世界にはそれぞれ固有の波動があります。
固有の感情といってもいいものです。
イメージできますか?
この世界のうち、今あなたが経験している「現実」は、ハイライト表示され明るく光っています。
僕たちが経験している「現実」の仕組みは、こんなかんじになっています。
そして僕たちは好みの「現実」を選択することで、経験することができます。
そのための方法が「焦点を合わせること」(フォーカス、意図)。
カメラで写真を撮るように、ある現実にレンズを向け、焦点を合わせます。
カメラのピントのように、僕たちはフォーカスの力で「現実」を選択するんです。
フォーカスは、あなたの波動をその「現実」に合わせることで行います。
つまりその「現実」に特徴的な感情を感じることで、フォーカスするのです。
僕たちはこのフォーカスを意識的・無意識的にいつもやっています。
カメラで写真を撮るときは、注意して意識的にピントを合わせたりしますよね?
「現実」の経験も同じことで、注意しないとピンぼけになります。
思ってもみない写真が撮れて、あれ?となったりすることもあります。
ですから、どの「現実」を経験するか、まずはフォーカス。
非意識的では思ってもみない「現実」を経験することがあるので、意識的・意図的にフォーカスします。
フォーカスできると、その世界が選択されます。
するとその世界があなたの「現実」になってきます。
そしてその世界のシナリオを経験することになるのです。
ある現実では、「消費税増税で生活が苦しくなる」というシナリオがあります。
また別の現実では「消費税増税で新しいビジネスが起こり、繁栄する」というシナリオがあります。
仮に同じ出来事があっても、その意味・意義がまったく違って経験されるのです。
ちなみに、ここで言っているシナリオは、非常におおまかなもので、ぴしっとすべてが決まっているというものではありません。「枠組み、フレームワーク」という意味です。
皆さんの目の前の出来事をどう選択するのかというミクロレベルで見たときは、皆さんには選択、フォーカスという大きな自由意志があるのです。
さて、撮影するとき、人は被写体の好みがありますよね。
海の風景を撮るのが好きな人。
人物を撮るのが好きな人。
鉄道を撮るのが好きな人。
でも、ほかの分野の被写体を撮れないわけじゃない。
海をたくさん撮ったので、今度は人を撮ろうか、とか。
いや今度はお祭りを撮ろう、楽しそうだし、とか。
それと同じで、ある「現実」を選択したからといって、それをずーっと選択し続ける必要はありません。
ほかの「現実」を経験したいなら、ただフォーカスを変えればいい。
つまり自分の波動、感情を変えればいい。
すると、別の世界が選択され、別のシナリオの「現実」を経験します。
一人の人でさえ、たくさんの現実があり、たくさんの選択肢があります。
いわんや、多くの人がいれば、無数の現実があるといっていいですね。
比喩的に表現すると、現実はこんなかんじです。
だから現実を変えていくのは・・・
1. 以上のような現実の仕組みを受け入れる
2. 経験したい世界にフォーカスする(感情を感じる)
これをまず行う必要があります。
アタマのなかで、かちっと音がするぐらい、世界にしっかりフォーカスを合わせてみてください。
それから、意図的な現実創造は始まります。
次にやるべきなのが、「委ねる」です。
すると、「大きな流れ」も見えてくるでしょう。
次回はもうさらに詳しく書いてみましょうね。