皆さん、こんにちは。「宇宙の法則」エバンジェリストのにしきです。
先日、読者の方から以下のようなご質問をいただきました。
豪雨や洪水でたくさんの方々が亡くなられましたが、その方は波動が低かったから亡くなったのでしょうか? 助かった人と亡くなられた人の違いは、波動が高いか低いかによるということでしょうか?
答えはNOです。
波動が低いから亡くなったのではありません。
これ、すごくよくある誤解です。
単純に、「ポジティブな波動→いいことが起こる」と思っていると、
「死という究極にネガティブなことが起こった。
ということは、その人の波動が低いはずだ」
と質問者さんは推論しているのですが、それは間違った推論です。
死は悪いことでもネガティブなことでもありません。
いえ、そもそもすべてが終わるという意味の「死」はありません。
通常「死」と呼ばれているものは、実際には
この世とあの世のベールを開けて広い視野を得るもので
「移行」と呼ばれています。
死んでも意識はなくなるわけではなく、
僕たちの本質である意識は生き続けるしかないのです。
肉体はなくなりますが、意外と意識はこのまんまです。
実際、波動が低かろうが高かろうが、人はいつかは肉体が滅びます。
そこに波動の高低は関係ありません。
「死」つまり「移行」は、「よし、移行するか」という、魂の決断によっているのです。
普通の意味での「死」、「移行」はさまざまな理由で起こります。
魂が学びを終え、次のステージに移るために行うこともありますし、
愛を示すために行うこともあります。
災害対策の必要性を覚えてもらうために行うこともあります。
実際の「死」「移行」は、波動が低いから亡くなるといったものではなく、広い意味での「愛」によって行われているというのが適切です。
「死」は悪いことでもネガティブなことでもない。
波動が低いと人は災害にあうのでも、亡くなるのでもない。
こう覚えていただくのがいいでしょう。
実際、災害でお亡くなりになった方には人格的にも素晴らしい方が含まれていることがあり、波動の高低ではなく魂の選択によるものという説を裏付けています。
確かに、素晴らしい人は穏やかな人生を送ってほしいものですが、魂の選択は人間の想定を越えています。
実際はケースバイケースで、どんな理由から
魂が「移行」を選択したのか見てみる必要があります。
受け入れられない方もいるので、こういう記事は書かなくてもいいのですが、
繰り返される誤解なので書いてみました。
参考になれば幸いです。