皆さん、こんにちは。「宇宙の法則」エバンジェリストのにしきです。
読者の方から「自己評価」についてメールをいただいたんです。
自己評価が高ければ、お金や恋愛、人生全般がうまくいくことがわかっています。
その方は自己評価が低い方なのですが、
自己評価を高めようとしたこともあるようでした。
その方は自己評価について悩みを持っていて、
自己評価を高めようとすると、他人を「見くびる」ことになってしまう
というのです。
その人にとっは「自己評価を高めること=他人を見下してしまうこと」なのです。
他人を見下してしまう自分の心のあり方が醜くて嫌だ、ということが気になるのです。
それをやるよりは、自分をいじめて自己評価が低いほうがまだいい、
ということなのかもしれません。
うーん、そういう捉え方もあるのですね。
あなたは、自己評価についてどう思いますか?
この方はどこに間違いがあると思いますか?
三次元の比較の考え方
にしきが思うに、この方は良くも悪くも、普通の三次元の方だと思います。
つまり、「自分の価値は他人との比較で決まる」という考え方なのです。
確かに三次元世界では、数々の比較の機会がありますし、これまで比較されてきたでしょう。
収入
学業の成績
スポーツの結果
発表会での順位
外見、体型
比較をしたら、基準に応じて、上と下、勝ち組と負け組に分かれます。
負け組に入ることが多ければ、「ああ自分は負け組なんだな」と自分を判断することも
多くなるでしょう。「自分はダメだ」「価値がない」と自分にレッテルを貼ることになるでしょう。
勝ち組に入ることが多ければ、「自分は勝ち組だ。ほかの人ととは違うんだ」と
自分を判断することが多くなるでしょう。
それを鼻に掛ける人も出てくるでしょう。
「ほかの人より、自分のほうが価値が高い」と勘違いする人もいるでしょう。
一つの基準での比較を絶対視すると、それですべてが決まってしまうかのように
誤解することもあるでしょう。
なので、比較をして自己評価を定めようとすると、
自己評価を高めることが、他人を見下すことにつながってしまう、というのも
理解できます。
自己評価は絶対評価
自己評価を比較で行うと、確かに他人を見下す嫌なヤツになってしまう可能性があります。
実は、この「比較」が大きな間違いなのです。
自己評価を行うときは、比較に基づいて行うのではなく、
「自分が自分をどう思うのか」を、比較なしに行う必要があるのです。
「自己評価を高めようとすると、他人を見くびることになる」という方の
間違いは、比較に基づいて自己評価を行っている点です。
しかし、これまで比較による評価しか体験したことのない方、
特に負け組に入ることが多かった方は、比較しないで自分を評価することが
どういうことかわからないのだと思います。
それはいわば絶対評価です。
自分のなかにどんないい面があるか、どんな美点があるか、それを
自分がそう思えばいいだけなのです。
根拠はいらないのです。
正しい必要もありません。
あなたがそう思えばいいだけです。
そうはいっても、自分のいい面を素直に認めるのが難しいのですよね。
そんなにかたくなにならなくても、いいと思いますよ。
いいものはいい。そう思えばいいじゃないですか。
例えば好きなスイーツや好きなスポーツだって、
何が好きかはあまり理由ってないと思います。
それでいいと思います。
いいと思うからいい。
好きだから好き。
そんなものでいいのですよ。
人生、かたくななエネルギーから素直なエネルギーに転換した人が勝ちです。
今のあなたでいいんです。
よくならなくていいんです。
人によく見せようと背伸びしなくていいんです。
あなた全体でいいんですよ。
比較を超えた揺るぎない自分に気づく
今、お伝えしたのは三次元世界での話、心理学の話です。
自己評価が低くて、「自分に価値がない」と思うよりは
自己評価が高いほうが一般的にはいいと言われています。
お金も手に入るし、恋愛もうまくいくし。
しかし、それが究極の価値なんでしょうか?
スピリチュアルな議論はこう問い掛けます。
普通の意味で、自己評価が高い人は、
年収がいくらで、家がどこにあって、家族がこうでと
自分の所有しているモノを数え上げて、自己評価を作り上げています。
やはり、自己評価が高い、低いという比較があるのです。
しかし、比較によって自己評価を高めても、それはもろいものです。
ところが・・・
「自分の本質や価値は、所有しているモノとは関係ない」と気づいたとき、
あなたは比較の世界から完全に跳躍することができます。
年収がたくさんあるとか、奥さんが美人だとか(笑)、
そういう「所有」は、あなたの本当の価値とは関係ありません。
三次元世界の比較を超越した場所に、揺るぎない自分が存在する
ということに気づいたとき、自己評価さえ超えることができます。
その「揺るぎない自分」が「本当の自分」とにしきは呼んでいます。
「本当の自分」という本質に降り立てば、自己評価が高いか、低いかなんてどうでも
よくなる世界があるのです。
自分が宇宙という根源的なエネルギーそのものであり、
それを生まれることも消えることもなく、ただ変化している戯れだ
という気づき。それが「本当の自分」の姿でしょう。
自分はたまたま偶然で生まれたのではなく、
人生の計画のもとに必然的に生まれたこと、
そして宇宙から素晴らしいギフトをそれぞれが授かっていること、
それに気づき、生かすことが、人生の目的だということ。
この視点から、あなたが自分をよく見てみることが大事です。
あなたはどんな人生の計画があって生まれてきたと思いますか?
そのために、あなたはどんなギフトがあると思いますか?
こういうことって比較できないじゃないですか。
「あのギフトのほうがこのギフトより優れている」ってことはないんです。
だから、三次元世界で競って、誰かを打ち負かすことで自己評価を
高めようとしなくていいのです。
競争に勝って、自己評価を高めるやり方はうまくいきません。
そうではなくて、「本当の自分」という自分の存在の根底に気づいて、
自分に与えられている計画やギフトをよく眺めてみるとき、
本当の意味での自己評価ができるようになります。
比較はもうありません。
比較がないので、あなたの自己評価には無限の価値があるといえるでしょう。
比較はしなくていいので、自分の内側をよく覗いてみてください。
そこにあなただけの素晴らしいものが必ずあります。
それに気づいてくださいね。
本当の意味で自己評価ができたとき、
あなたは穏やかで謙虚です。
自慢したり、他人を見下したりしません。
あなたも「本当の自分」を見つめてくださいね。
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