思うにならない世界を生きる原理 ~ペルーで考えたこと2

ペルーでは人間の可能性・潜在能力のすごさ、そして、世界は多次元というとこも
体験してきました。

人間の脳は5-10%程度しか使われていないと言われています。
Webなどを見ると、「そんなことはない」という説が最近は多いようですが、
脳のオーバーヘッドを考えたら、妥当な数字だと思います。

逆に言うと、脳の利用率5-10%を、20%、30%程度にすることができたら、
2倍から3倍の能力が出るはず・・・と考えたくなりますね。

僕はそのとおりだと思います。
その可能性を人間は持っている・・・ということをペルーで確信しました。

例えば、人の目は目の前しか見えず、後ろは見えないじゃないですか。
左の音はあくまで左側から聞こえるし。

でも、脳が活性化したら、目は後ろのものを見ることができるかもしれません。
音は左からも右からも聞こえてくるかもしれません。

じゃあなぜ、5-10%しか脳を使っていないの?ということになりますが、
それは、誰でも経験できる「安心な」(フェイルセーフ:失敗しない)世界を
構築するのに、脳の5-10%で事足りるからだと思います。

それが「三次元世界の枠組み」です。
「三次元世界の枠組み」は誰でも利用できるよう、5-10%の脳しか使わないように
定義されていると想像します。

さて。
で、ペルーでは三次元世界以外の現実も体験しました。
それは、物質とは関係ないけれど、超リアルで、超3Dサウンドの現実でした。
三次元世界にのうのうとしていては難しいけれど、脳と感覚器を活性化させれば、
こういう現実を経験することができます。

(ペルーは標高の高い街が多いのですが、これは脳の活性化にも関係あると思います。
悟りが生まれるのはたいてい高山です)

超リアルで、超3Dサウンドなので、ある意味三次元世界よりもリアルな世界
そんな現実も存在するし、僕はそれを体験しました。

こうした視点から見ると、「三次元世界」というのは、わかりやすくて、誰でも
経験できるけれど、人間の脳のポテンシャルからすれば、単なる「足かせ」にすぎません。

ですから、脳の「足かせ」(脳かせ?)を外して、新しい現実に飛び込むことが
人間の進化につながります

5-10%の脳の利用率が、20%ぐらいになったら?

2倍の処理能力を脳が持ちます。

僕はそれが「目覚め」や「悟り」のことだと思います

悟りにはいわゆる見性(けんしょう)体験が伴うことがありますが、
それは脳が活性化して、ほかの現実を経験してしまったからだと思います。

だから、ビジネスパーソンの皆さん、脳を活性化してパフォーマンスを上げたい
なら、目覚めることですよ!

三次元世界は「思うようにならない世界」

皆さんは、現実ってなかなか思うようにならないな~と思いますよね。

それはある意味正解です。

僕らが生きている三次元世界は、脳の能力のすごーく小さな部分しか使ってはいけない
掟に縛られているからです。

今、皆さんは自分の身体を自由に動かせると思っていますよね?

でも、本当はもっと動くんです!

それは心のブロックを外すと、スプーン曲げが簡単にできるようになるのと似ています。

つまり、僕らは三次元世界という不自由な世界に住んでいると思って間違いありません
僕らのフルポテンシャルからすると、三次元世界に生きている僕らは「麻痺」して
いるのと同じです。

お年をとると、意思に反して、なかなか身体が動かなくなるじゃないですか。
それと同じことを僕らは三次元でやっているのです。
でもそれが当たり前と思っているので、気づかないだけ。

僕らが生きている三次元世界は思うようにならない世界。
そう思ったほうがいいのです。

希望の原理

「動くのがおっくうだ」という方がいますよね。
それはわかります。
だって、脳のポテンシャルからすれば、あなたの身体は麻痺しているからです。

身体が動くように思えないのですよね。
「身体が動くように思えない」・・・これは一つの観察です。

大切なのは次です。

「でも動かそうと思えば・・・あら、フシギ。ちゃんと身体は動きます」

大事なことに気づきました。
動かす前には、身体は動くとは思えない。
でも、「身体を動かす」と意図を加えると、身体は動く。

つまり、三次元の仕組みはこうなっているのです。

「できるとは思えない。
だけどやってみようと思う。
すると、できる」

最初から、身体は動くようになってはいないのです。
あなたが「動く」という意図を加えて、現実を創造するから、
身体は動くのです。
「動く」という意図がなければ、身体はいつまでたっても動かないのです。

「やろうと思えばできるけれど、
できないと思えばできない」

簡単に言うとそうなります。

これが三次元の原理原則なんです。

つまりこれは「希望の原理」なんです。

「できると思えない。だけど、やってみる」

ここに人間が進化した偉大な原理があります。

「希望」です。

できるとは思えないけれど、トライした。

こういう希望の原理で、僕ら人類は氷河期を乗り越え、街を作り、
文明を進化させました。

この原理は、今のあなたにも適用されます。

希望を持ってください。
「やってみよう」と意図を加えて現実を創造してください。
そして進化してください。

ペルーでこんなことを体験し、考えました。

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