ところで、引き寄せの法則の本質ってなんだっけ?

力を入れるか、力を抜くか。2つの伝え方

皆さん、こんにちは。「宇宙の法則」エバンジェリストのにしきです。

引き寄せの法則が日本に広まり始めてから月日がたちました。

最近では、引き寄せの法則を説明するアプローチにも
さまざまなものが出てきています。

  • 心理学的なもの
  • コーチング的なもの
  • 量子力学的なもの
  • 脳科学的なもの

それだけ引き寄せの法則が多くの人に受け入れられているのでしょう。
いいことです。

しかし、引き寄せの法則の伝え方、伝わり方には基本的に2つあるように思います。

1.気合い系、テンション上げ系、確信系、頑張る系、努力系、現状否定系

2.リラックス系、頑張らない系、オールを手放す系、現状肯定系

力を入れる考え

1.は男性的なかんじのする伝え方です。

何かを実現するためには、「力を込めなければいけない」という考え方です。

2.はその逆で女性的なかんじがする伝え方です。

何かを実現するためには、「力を抜く」という発想です。

大まかに言うと、この2つの伝え方、教え方があるように思います。

1.は何かを実現するためには「力を入れなければいけない」という考え方です。
引き寄せには「強さ」や「努力」が必要という考え方です。

僕たち日本人は、明治以降、追いつけ追い越せと気合いを入れてやって来ました。
だから、自然と頑張ってしまうし、努力を惜しまず頑張ることが美徳とされてきました。

実際、自分たちが背負えないものを背負って、よいしょよいしょと構築したのです。

だからこそ、今の日本があるのは確かです。

1.の力を込める系の考え方でいってしまうと、それを知って実践する人も、

「そうか、わかった。一生懸命、波動を上げよう」「頑張ってポジティブになろう」と力を入れてしまうのです。

上げたものは下がるから、波動もいずれは下がります。

そして、かえってネガティブになって、「人生がよくならない」と嘆くことになります。

「確信が必要」という伝え方もありますが、これも1.のほうに分類できます。

力を抜く考え

ところが、2.はこれとは全然逆方向の理解であり、教え方、伝え方です。

実現するには「力を抜く」という発想です。
2.の「力を抜く系」では、こんなことを大事にします。

ラクに
すんなり
簡単
ホッとする
緊張を解く
頑張らない
上げない
力を抜く
リラックス

「力を抜いて実現する? 理解できない」という方も多いと思います。

1.の「力を込める系」の発想だと、自分がいるのはあくまで低い場所で、そこから高い山の頂上に登っていく感覚です。

ヒマラヤを登るのに力がいるじゃないですか。
反復練習も必要だし、決意も必要です。
脱落する人も出る。

そんなふうに引き寄せ実践をとらえているのです。

ですが、引き寄せの法則の原典である「エイブラハムの教え」は、明らかに2.の力を抜く系の説明をしています。

エイブラハムのワークショップでは、「ビジュアライズしましょう」とか「アファメーションしましょう」といったことは一切やっていなくて、ひたすら思考を変えて波動を調整して、願望と現状の差(抵抗)をなくしていこうとしているからです。

力を抜くことによって、すなわちホッとする思考を選ぶことで、現在地(現状)と目的地(願望)の高低差をなくしていくよう、エイブラハムはアドバイスするのです。

最初は、きっと目的地のほうが高いところにあると意識されていますよ。
しかし、力を抜いて(ホッとして)波動を上げることで、現在地と目的地の高度差が少なくなってきます。

「頑張らないと実現しないぞ」といった思考から、

「あ、願望は簡単に実現できるかも。すんなりいくかも」

こんなふうな思考へシフトしていくよう、エイブラハムは誘導します。

すると、いつしか、現在地と目的地が同じ高さ、あるいは現在地のほうが高い場所にあるということになります。

この状態になれば、高い山に登るよりははるかにラクに実現できるし、場合によると、ボートを漕ぐのをやめさえすればいいということになります。

引き寄せの法則の本当の発想は、2.の力を抜くやり方なのです。

実際、物事がうまくいくときは、全体としては川の流れに乗るようにスムーズに進むのをよく体験します。

引き寄せ実践は東洋的?

2.の力を抜く実践は、言い換えると、「大きな宇宙の流れとともに行く」ということです。

宇宙には大きな流れがあるのですが、それを無視して、自分の力でなんとかしようとするのが、1.の力を込める系です。

2.は、自分の思いもあるけれど、それはともかく、大きな宇宙の流れに乗っていく。

宇宙に委ねる。

そうしたら、最速で目的地である願望の到達しますよ、と引き寄せの法則では説明します。

よく、「引き寄せの法則は西洋的、キリスト教的で日本人にはまじまない」と言われたりしますが、引き寄せ理解の本質は、力を抜くことにあるとしたら、とても東洋的な考え方に近いと思います。

行動するなら、「すんなりうまくいく」と思ってやる

だからといって、行動はいらないというのではありません。

行動は必須だし、行動が肉体を持って地球に存在する意味ですよね。
(じゃなかったら、地球に生まれる意味がない)

行動するとき、「なかなかうまくいかないぞ」とか「苦労が必要だぞ」とか「うまくいかないかも」などと、抵抗を強く持って行動するのではないということです。

行動するときは、同じ行動するのであっても、「すんなりうまくいく」とか「ラクにできる」とか「簡単だ」と思って行動すると、宇宙の流れに乗りやすくなるのです。
(といっても結果に期待せず、手放しておきます)

すると、結果が出てフィードバックがあるので、それに対応します。
力を抜いて行動するので、仮にうまくいかなくても、修正が簡単になります。

力を入れて「絶対うまくいく!」と結果に執着すると、修正に力が必要になります。

実際の行動は「何をどこまでやるの」があるので、一概にいえません。
必要なことをやるべきです。
決して願っていてはいけません。

そうじゃなくて、力を抜くことで波動を調整するのです。

期待せずリラックス

リラックスしてください。

すると、あなたは宇宙の流れに乗り始めます。

「リラックスできない」というときはこんなことをしてみてください。

  • 温かい飲み物を飲む
  • お風呂に入る
  • 寝る
  • 深呼吸をする。息を吐く
  • 悪い出来事を想定するなどの思考をやめる
  • 肩を上げて下ろす
  • リラックスできない自分でもいいやと思う

力を抜いてラクに生きるのを、旨としてください。

「願望が叶うはず」といった変な期待はしなくていいので、緊張を解いてください。

こんなやり方が、引き寄せ流です。

「こうでなきゃ絶対ダメ」
「これがうまくいかないと大変なことになる」

なんて思っていたらやめることです。

宇宙はうまくいくようにできていますから。必ず。

陸上の小出義雄監督が4月24日に亡くなったのですが、
監督の指導法は、褒めて褒めて褒めまくるものだったそうです。

監督の指導を描いたテレビ番組で「マラソンで走るとき、呼吸はゼエゼエするんじゃなくて、歌が歌えるぐらいがいい」と監督は言っていました。

否定じゃなくて肯定。
頑張るんじゃなくて力を抜く。

小出監督にインスパイアされて、この記事を書きました。
ご冥福をお祈りします。

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