皆さん、こんにちは。「宇宙の法則」エバンジェリストのにしきです。
メキシコ・パレンケでこの記事を書いています。
飛行機を乗り継いで、バスに乗り、メキシコ・ユカタン半島の付け根にあるパレンケの街に着いたのです。
パレンケの街から遺跡までは少し距離があります。街を歩くとコレクティーボという乗り合いミニバスに「遺跡?」と声をかけられるので、それに乗って向かいます。
15分ぐらいで遺跡に着きます。
入口付近はガイドやら土産物屋で賑わっています。ココナツジュースが南国の雰囲気です。
お土産を売っている人のなかにはマヤ人もいます。メキシコ人は丸顔の人が多いのですが、マヤ人は細面なのでそれとわかります。
入口のゲートを通り、階段を上ると、視界が開けて目の前にピラミッドが見えてきます。
そこにあるのは、骸骨の神殿、Red Queenの神殿、そしてパカル王の墓が発見された碑文の神殿が横一列に並んでいます。
その前には緑が目にあざやかな広いプラザがあって、宮殿がそびえます。
宮殿には4層の塔があり、目印になっています。
真っ先に行ったのは、やはり碑文の神殿。
今は上に登ることはできませんが、パレンケといえば、この神殿です。
一言で言えば大きいです。土台を9層にも積み重ね、階段状のピラミッドにしています。その頂上には神殿があり、マヤの文字でびっしりとパカル王の人生について書いてあります。戦士だったと。
でも、このピラミッドから受け取ったのはおおらかなエネルギーです。決して威圧的ではありません。どーんと構えているおとうさんみたいです。
今でもそんな眼差しで優しく観光客を眺めています。
そして、碑文の神殿のすぐ横の神殿からは、全身を赤で装飾された遺骸がみつかりました。それがRed Queenです。パカル王のお妃だとされています。
幸い、墓のなかに入ることができました。マヤのアーチはキーストーンがなく、矢じりのようにとがった独特の様式の天井になっています。その通路を進むとすぐ正面にRed Queenの墓がありました。墓は赤く塗られていて、まさしくRed Queenというかんじです。
墓所はこちんまりしていますが、通路で左右のピラミッドとつながっています。きっとこれは、パカル王とつながるために作ったものだと感じました。このつながり感がとても優しい感じで、この女王が周りから愛されていたのがわかります。
暑さのなかにも涼風が吹き、遺跡のプラザは時が止まったように平和です。
また、宮殿の裏手には、3つの神殿が並んでいます。これはパレンケの人たちの宇宙観を示す配置になっています。太陽の神殿、葉の十字架の神殿、十字架の神殿といいまして、それぞれが広場の石でひとつに結びついています。
十字架のといってもキリスト教のそれではありません。十字架は生命を表すシンボルで、多くの民族が崇めていました。この神殿にはレリーフが奉納されていますが、その絵に十字架があしらわれているのです。
ここで感じるのは、マヤの神に捧げ物をする王の偉大さ。王は民のため神に祈った。そして民はこの神殿に詣でて、王の偉大さをたたえたのかもしれません。領土を広げマヤで三強に入る国を作り上げた偉大な王に対する感謝や畏敬の念が、今でもある気がします。そのため、パレンケに立つと、穏やかな感じを受けたのでしょう。
僕が感じたパレンケはそんなところです。
また、プラザにはマヤ人が大切にした聖なる木、セイバの木がありました。
根が地下世界を、広がった枝が物質世界を、上のほうが天を示しているそうです。
今回のセッション「King & Queen」は、この聖なる木の下で行いました。
参加された方はいかがでしたでしょうか。
あすはパレンケをたち、次の目的地、ウシュマールに向かいます。
バスで一日がかりの大移動。
チャレンジです。
春分の日のセッションのみ、お申し込み可能です。
よろしければ、こちらからどうぞ。
http://fairyhealing.attraction-method.net/maya_remote_healing/
また、遺跡の周りはジャングルで、そこをガイドとともに歩きました。
川や滝があり、水が豊かなパレンケ。この水が街を支えました。
南国の花もきれいでしたよ。