皆さん、こんにちは。「宇宙の法則」エバンジェリストのにしきです。

1月28日、横浜でデヴィッド・バーセッリ博士を迎えてのTREワークショップに行ってきました。
これは同志のnana&Joeさんが、東日本大震災のトラウマで悩む人を癒すために、身を捧げて習得に励み、TREの日本代表に就任、実現したものです。

TRE(Trauma Releasing Excersises)ってご存じですか?
その名のとおり、「トラウマを手放すための体操」のことなんです。
心理学・スピリチュアルな領域では、手放すための方法がたくさんあります。
ところが、戦争や自然災害といったひどいトラウマを抱えた人は、従来の手法が効果を発揮しないことが多々あります。
そこで今、注目されているのがTREです。
中東の戦争地帯、中国・四川省の地震、東アジアの津波など、各地で大きな成果を出している手法です。

その方法は非常にユニーク。
「身体をブルブル震わせる」ことで、トラウマを除去するのです。

しかも、その背景には神経科学と解剖学といった科学的理論があり、非常にわかりやすいものです。怪しさはまったくありません(最近のトレンドですね)。

パーセッリ博士が初めて、身体の動きとトラウマの関係に気づいたのは、レバノンでのこと。ビルが爆撃され、博士を含む数名が地下に隠れていたそうです。
そのとき、爆弾が落ちると、誰もが身体を前にかがめて、自分を守る態勢をとったのです。
誰に教わったのでもありません。
しかも、どの国の人、文化的背景を持つ人も、同じように身をかがめて自分を守ろうとするのです。
ここで博士は気づきました。
「どうやら人は、爆撃などの危険があると、自然と身体が動いて身を守ろうとするらしい」

「誰に教わったわけでもないのに、こういうかっこうをする」と言うバーセッリ博士

今度はスーダンでのこと。博士たちは空爆の危険にさらされ、地下のシェルターに子どもを連れて逃げました。そして、地下にあるソファに大人が座り、その膝に子どもを乗せていたそうです。子どもたちは全員が、恐怖のため身体を震わせていました。しかし、大人はだれも震えていません。あとで博士が聞いてみると、「子どもを怖がらせないため、震えなかった」という返事が返ってきたそうです。

そこでまた博士は気づきます。
人間の身体には、恐怖があれば身を守り、それがなくなればリラックスする自然な仕組みがあるが、大人は文化的な規範のため、リラックスするのを自分に許していない」と。

怖い出来事があると子どもがブルブル震えるのは、震えることでトラウマを手放そうとしているのです。

しかし、大人の場合は、「震えることはNG」なのです。

例えば、人前で話すときアガってしまい、声が震えたり、手や足が震えることはよくありますが、そのサインは、ネガティブに人々に受け取られます。
「アイツは弱い」とか「信頼できない」などと思われてしまうのです。

僕たちのストレスの度合いを下げ、トラウマを手放すための仕組みが僕たちにはもともと備わっています。それが「震える」ということです。

この意味で、TREは「震えることの復権」を目指す、ブレークスルーです。

これを神経科学で見ると、人間の脳には「新しい脳」と「古い脳」があります。
このうち、古い脳は呼吸や心拍をつかさどる脳です。
「震える」ことは、僕たちの「古い脳」がもともと持っている機能です。
その機能を再活性化すると、古い脳に近い、「感情をつかさどる脳」から、トラウマを取り出して、勝手に消去していきます。

また解剖学的には、身を守るための動作は、またから骨盤を通って背骨の前面につながる筋肉によって起こります。
その筋肉が収縮することで、身体を前屈みにするのです。
例えば、会社で上司が近づいてきて、あなたに文句を言いそうなとき、身体は前屈みになります。
それが常態になると、腰痛を引き起こしてしまうのは論理的な帰結です。

解剖学的な根拠もあるTRE

TREは、ブルブル震えることの意味を、神経科学と解剖学で完全に説明します。
ここらへんは、ヒーリングコードが科学で完全に説明できることとよく似ています。

当日はこうした理論的な説明のあと、ワークショップに移ります。
それは、脚やまた、ももの筋肉を疲れさせることによって行います。

全員いっしょにワークを行う姿は壮観です

昔部活で、壁に背中をつけて脚を腰とひざで90度に曲げて、イスのような形になってシゴかれたことがはありませんか?
ももの筋肉がプルプル震えたでしょ?

TREは、5つぐらいのエクササイズを通して脚を疲れさせ、筋肉がプルプル震える直前にまで持って行きます。

そして、床に寝転がって、またをひらいて寝てみます。
その状態で、腰を上げ、しばらくそのままにします。
そしていったん腰を下ろしてから再度腰を上げますが、そのとき、脚を少し内側に戻すと、徐々に脚が震えてきます。
その震えはだんだん大きくなり、腰、背骨を揺らします。
にしきはその揺れに身を任せると、頭まであっちへいったり、こっちへいったりと、動き始めました。

この揺れ、ハンパではありません。
悪魔に取り憑かれた?ってぐらい、身体が動くのです。
正直最初は驚きました。
でもその動きに身体を任せると、全自動で動くので、気持ちよくなってきます。
怖くはありません。
内側から勝手にリズムが出てくるようで、とてもリラックスしてその動きを楽しめます。
なんか、笑いたくなる衝動にかられます。
(会場では実際笑っている人がいました。泣いている人もいましたが)

それがいろんなパターンで、身体が揺れるのです。
左に大きく動くと思ったら、今度は右へ。
かと思うと、前後へ。
ちょっと止まりそうになって、また激しく動く・・・とまあ、いろんなパターンで楽しませてくれます。
身体のなかに蓄積しているトラウマを手放し、バラン