感情は「内側に閉じ込める」のでも、「爆発」させるのでもない、
「第三の方法」がお勧めです。

そのポイントを「あの」ドリーン・バーチューさんが、自ら役者になって
伝える動画を見つけたので、シェアしますね。

「アサーティブ」という言葉を聞いたことがありますか?

辞書には「自己主張」(これまた変な言葉ですが)という訳が載っていると思いますが、
自分の意見を押し通すことを意味するのではありません。

「アサーティブ」とは、自分と相手の両方を尊重しながら、言うべきことをしっかり
伝えるコミュニケーション技法のことです。

ワークショップで気づくのは、対人関係に悩んでいる方がかなり多いこと。

多くの方が、相手に何か言われるのが怖い。
そして、相手が自分に何かを言って、傷ついたり、悲しくなったり、嫌な感じが
しても、自分の感情を内側に押し込めて、「自分さえ我慢すれば・・・」と
いう反応をしている人が多いのです。

相手に言われっぱなし、やられっぱなしなのです。
心の内側はホントはつらいのに、ムリして作り笑いを浮かべてみたりして・・・。

しかし、こうやって自分の感情を抑えることにはもともとムリがあるので、
このやり方はいつか破綻して、感情が爆発し、怒りの波に自分がのまれてしまい、
自分でも思わぬことを相手に言ってしまって、相手を傷つけた・・・。

こんな悲しいコミュニケーションから抜け出せず、「人と話すのが怖い」
という対人恐怖症の一歩手前にいる方がいるのです。

つまり、こういう方は「感情を内側に押し込める」という行動パターンと、
「感情を爆発させ、感情にのみ込まれる」という2つの行動パターンしか
持ち合わせていないため、対人関係で苦労するのです。

しかも、自分では自分のことを「いい人」だと思っているのに、ときおり
感情を爆発させて自分でも思わぬことを言ってしまい、自己嫌悪・・・。
自分を責めたり、罪悪感を持ったり、その人の内側ではたいへんなことが
起こってしまいます。

感情はそのまま通すのがベスト

「引き寄せの法則」で基本技術として必須なのは、感情(ということは思考)の
コントロールですが、一人のときは「いい気分」でいられても、他人と一緒だと
どうにもうまくいかない方がいます。
一日のほとんどの時間は他人と一緒なので、結局いい気分じゃなくて、
波動が下がっている。
そういう経験をされている方も多いと思います。

感情については誤解がすごく多いのですが、
肯定的感情が「いい」わけでも、否定的感情が「悪い」わけでもありません
人間として見ると、肯定的感情も否定的感情も、どちらもちゃんと感じて、
その感情エネルギーが身体をすーっと通って流れて行き、
感じることに何もブロックを作らないのが本来のあり方です。
これだとエネルギーが動いて、その人は元気だし健康です。
感情はE-motion、「動いているエネルギー」なのです)

ですから「否定的感情を感じちゃいけない」といった間違った実践をすると、
感情が自分の身体に残り、身体が重くなります。
そして、エネルギーの流れを阻害し、チャクラが閉じ、元気がなくなります。
「何をしていいかわからない」「何もしたくない」といった気分になります。
この状態を続けると、物理的に病気になるでしょう。

健康なエネルギーの状態を維持するためには、感情をしっかり動かしてあげる
(感情を感じる)のがいいのです。

こんな場面、あなたならどうします?

このブログを読んでいるあなたは、争いを好まない、「やさしい魂」だと思います。
そのため、「私さえ我慢すれば・・・」という受け身の反応をとっているので
はないでしょうか。
しかし、これが健康なコミュニケーションでないことは明らかですよね。

そこで必要になるのが、感情を抑え込むことでも、感情を爆発させて我を忘れる
ことでもない「第三の方法」です。

それが「アサーティブ」という技法です。

そこでようやく(笑)、ドリーン・バーチューさんの動画になるのですが、
ドリーンさんも「アースエンジェル」とよばれる地球のために働くライトワーカー
がコミュニケーションで困っているのではないか、ということで、
「Assertiveness for Earth Angels 」という本を書いたんです。
刊行がちょうど、にしき&よしこがアメリカ・サンノゼに行ってドリーン・
バーチューさんのエンジェル・カードのワークショップに出たときだったので
そんなふうに話していました。

「Assertiveness for Earth Angels with Doreen Virtue」という動画なのですが、
本人が役者として登場する、とっても楽しい動画です。

こんなことってありませんか?

お洋服を見ていたら、後から来た女性が強引に割り込んでくる。
混んでるわけでもないのに。
最初は「なんなの?」と思ったドリーンに、その女性は
再度の体当たり(笑)。
これにはさすがのドリーンも「ちょっと、これどういうこと!」と
困惑を隠せない・・・そんなシーンです。

アサーティブ Assertiveness

洋服選びを楽しんでいたら、赤の他人がちょっかいをかけてくる・・・
なんてことは、女性はよく体験するんでしょうか?

こんなとき、心優しいあなたなら、どう対応しますか?

【反応1】
「あの人、なんてことをするの!
私が最初にあそこにいたのがわからないの?
あの人が悪いのよ。
思い知らせてやるわ!」
「この世はダークな世界なのよ。
声を上げないと。
攻撃的じゃないと!」

なんて、攻撃的態度に出る。
(ここらへんは超訳です。それにしても、甲冑姿のドリーンさんがかっこよくて、
さまになっていると思うのは僕だけ?)

dreen-2

むしろ、みなさんはこっちの受け身の態度のほうかもしれませんね。

【反応2】
「確かに彼女はああだったけど、私はそんなに気にしないわ。
ぶつかることってあるでしょう・・・。
もしかしたら、私のほうが彼女の邪魔をしたのかも・・・。
怒ってないといいんだけど・・・」
「もし私が怒ったことを伝えれば、相手も怒るの。
だから、何も言わないほうがいいの。
全部内側にしまっておけばいいの・・・」

なんて、むしろ「自分が悪かったのでは」という問題のすり替えを行い、
自分の感情を欺いています。(ここもドリーンさんは名演ですね)

dreen-3

あなたはどちらの反応をとることが多いですか?

【反応1】ですか?
【反応2】ですか?

スピリチュアルに興味がある優しい魂は【反応2】のほうかもしれませんね。

実は【反応1】も【反応2】も問題があります。
【反応1】は相手を攻撃することで、相手を防御側にし、闘いがエスカレートします。
【反応2】は、自分の感情(怒っている、当惑している)を押し込め、すり替えさえ
行っています。自分の真実に忠実であるとはいえません。これを続けると、うつっ
ぽくなったり、悲しさや孤独感を感じたり、身体が病気になったりするかもしれません。

「アサーティブ」な態度とは?

心優しい魂は、言い返すことに抵抗があります。
言い返すと、議論になったり、ケンカになったり。
「争いはよくない」というのが信念ですから、なおさら、自分が我慢してしまう

もちろん、だからといって【反応1】のように攻撃-防御の世界に入るのも
解決策ではありません。

本当は愛をもって、相手に対したい。
でも、うまくできない。

日常生活や職場でも、いい話をしたい。
だけと、周りの人から攻撃される。
心優しい魂は、こんなふうに感じているかもしれません。

しかし、それにはあなたのほうにも問題があるんですよ。
職場でも日常でも、優しいことを【反応2】のように受け身になることだと勘違いすると、
あなたはいいように周りからもてあそばれたり、いじめられたりするでしょう。

それには、自分の感じていること、思っていることを、冷静に相手に伝える必要があります。
これが「アサーティブ」です

「アサーティブ」と「攻撃」を混同しないことが大事です。
攻撃的態度は、「あなたより私のほうが大事」と自分の権利を主張する態度のこと
自己主張はこれですね。

それに対して「アサーティブ」は、自分のスペース、感情、境界線を大事に
するけれど、相手のそれも同様に尊重する態度だと、ドリーンさんは言っています。

さきほどの例で、ドリーンさんならこう対応するというのがあります。

(相手が自分の前に割り込んでくるのを見て)
ド「あなたは私の前に割りこんできたわね。これで三度目よ。
あなたがどうしたのか知りたいの」
相手「割り込んでなんかいないわ。ただ買い物をしたいだけよ」
ド「いいえ、確かに割り込んだわ。
なぜあなたが割り込んできたのか知りたいの。
そしてその状況をクリアしたいの」
相手「・・・ごめんなさい。私、最近ぼーっとしてて・・・大切な人が亡くなったの。
もし割り込んだりしているのだったら、全然気づかないでそうしていたの」
ド「OK。わかったわ。私も大切な人を2年前に亡くしたの。運転もできなくなったわ。
だから、同情するわ。とっても。少しおしゃべりする? 一緒に買い物する? ジュースでも飲む?」
相手「ええ、お願いするわ」
ド「私、ドリーンよ」
相手「トレイシーよ」
(最後にハグ)

アサーティブ Assertiveness

アサーティブ Assertiveness超訳するとこんなやり取りが行われていました。
言葉にすると、ドリーンさんの言葉がキツく感じられるかもしれませんが、
動画を見ていただくと、ドリーンさんが冷静に状況を述べ、相手がそういうことを
した理由を聞いているのがわかるでしょう。
そして、相手に共感し、相手をケアする申し出をして、最後にはハグしています。

とってもアサーティブでありながら、愛にあふれている対応の見本だと思います。
フレンドリーなアメリカだったらアリかな、という対応です。

ここでのポイントは、急に割り込まれた自分(ドリーンさん)の感情を大切に
するということ

割り込まれて、当惑したし、嫌な感じになったのだと思います。
でもそれを「相手のせいにしない」のがポイントです。
相手のせいにすると、それは攻撃・ケンカになります。
ですから、ここは冷静に、

「あなたが割り込んできて、私はとても当惑したわ」

と事実と感情を冷静に言います。
「ヒドイ人だ」などと余計なジャッジは入れません。

こういう最低限の事実を冷静に伝えることが、自分にとっても
相手にとっても大切です。
こうすることで、自分の感情やスペースを守りながら、相手にも
自由を与えることになるのです。

肝心の動画はこれ。英語です。

どうでしょう?
できそうですか?

これは会社などでも応用できます。

上司に何か言われると、たいていの人は言うべきことを言わず、
そのウサを夜飲んで晴らそうとします。
それも一つの方法ですが、もっと健康的にやるなら、その場で言うべきことを
言ったほうがいいですよね。
それでいて、角が立つわけでもなく、相手を追い込むわけでもない。
そんなコミュニケーション法を身につけたいものです。

職場の人間関係が悪い、という方は大勢いますが、
【反応1】や【反応2】をやっていませんか?
あなたが極度に受け身で、自分のことを素晴らしいと尊重することもなく、
周りの人たちのことも尊重せず、つまらないヤツらだと思っていたりするなら、
人間関係がよくないのも当然ですよね。

家庭でも、誰かの意見に従うのではなく、自分が感じていることや
思っていることをしっかり伝えられたら、どんなに心が晴れやかになるでしょう

おかげさまで、にしきは職場でも家庭でも、アサーティブにコミュニケー
ションする機会がたくさんあり、経験を積みました
もちろん学びの途上ですが、蓄積も随分あります。

こういうことは、文字で読んで「ふーん」と思うだけでは、実際には応用できません。
実際にやり取りしてみて、「自分ならどうするか?」というのをつかまないと、
スキルを学んだことになりません

自分の感情をすべて肯定しながら、そこに立脚し、言いたいことを言い、
さらにその関係を進めていき、波動を維持する。
愛で対応する。

ライトワーカーになりたい方はもちろん、いい気分を維持したい、波動を高めて
いたい方には必須技術です。

8月末から始まるワークショップ「リプログラム・ユア・デスティニー」でも
「アサーティブ」を取り上げます。いくつか例を取り上げて、どう対応するか、
どういう言葉をかけるか、ロールプレイで身につけましょう

また、職場で周りの人といいコミュニケーションをするにも、
家庭でいいリレーションシップを築くにも最も効果が高い、実証済みのスキル
公開します。

やっぱり、イメージするだけなんてものじゃないんです。
「引き寄せの法則」、そして「真実の引き寄せの法則」は。

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