未来を捨てると引き寄せる

未来によくなろうとしていませんか?

「未来」という時間感覚。それが引き寄せを止めています。
これは悟りとも関係する、とっても本質的な話です。

悟りや目覚めをどう定義するかは人しだいです。
ここでは悟りを「エゴのない状態」「思考と一体化していない状態」としてみましょう。

これまで悟りへ至ろうとしても、なかなか至れないということがありました。
それは、「未来のある時点で悟ろう」とするからです。
「今は悟っていない。だから修行を重ねて悟りに至るのだ」というわけです。
ところが、未来は存在せず、悟りに至る道は「今この瞬間」なのですから、
この発想では、悟れないわけです。
むしろ大切なのは、悟りを未来に投影するのではなく、悟っている自分に今気づくことです。
そして、「今この瞬間」に深く入っていく。

「いまここ」というのはこういうことですよね。

「引き寄せの法則」の実践もこれと非常に似ています。
多くの人が、「願望が実現するのは未来」だと潜在的に想定しています。
「今はよくないけれど、未来のある時点に願望を実現して素晴らしい自分になるのだ」
というわけです。
ところが、未来は存在せず、創造のパワーは「今この瞬間」にあるのですから、
この発想では、願望を創造したり、引き寄せたりできないわけです。
未来によくなろうとすると、「今の波動は願望の波動と違う」という波動を出して
しまいます。
すると結局、現実は何も変わらない、ということになります。

ですから「今この瞬間」に願望を実現した波動になる。
願望を実現している自分に気づく必要があります。

「引き寄せの法則」では誰でも、「前もってその波動になる」「既に実現している
ことに気づく」ことを言います。にしきもそうです。

それは、未来のある時点にあなたが願望を実現すると想定していると、
波動が共鳴しないので、願いを叶えることはないからです。

ですから、残された道はただ一つ。
「今この瞬間」に願望を実現した波動になるのです。

未来を想定しないでください。
「今はダメだけど、未来によくなろう」としないでください。
未来という時間を捨て去ってください

瞑想だけしていろ、という意味ではありません。
イメージしてもいいのです。
ただし、「未来によくなっている自分」をイメージするのではなく、
「今、素晴らしい自分」「今、願望を実現している自分」をイメージするのです。

よくよく考えれば、イメージという精神活動を行っているのは「今この瞬間」ですよね。

イメージするなら、「今この瞬間」に自由にイメージしてください
イメージするとき、文字どおり、あなたはそこにいます。
そして、目を開けたら願望を実現していない自分に戻るのではなく、願望を実現した
波動のままいるのです。

未来を想定しなければ、これもやりやすくなります
だって、未来はないのですから、未来によくなろうとするのが無理なんです。

「未来を想定しない」が、現実を創造する、引き寄せるうえでとっても大切なのですが、
このニュアンスは、書店に並ぶ引き寄せ系の本には書いてありません。

「今この瞬間」に現実創造を行うと考えてください。
願望のリストを作ったり、イメージしたり、いわゆる引き寄せ的な実践をしても
いいのですが、そのさい、未来に良くなる発想をやめることです。

それよりは、「今この瞬間」をしっかり生きる。
「今この瞬間」に実現した波動になる。
素晴らしい自分に気づく。
それを楽しむ。

そんなふうに実践が変わってくると思います。
すると、あなたのなかの深層にある「本当の自分」から新しいインスピレーションが届く

創造や引き寄せはこんなふうに深いところで行われています。
願望のリストを作ることが重要なのじゃないのです。
この感覚は、いわゆる引き寄せ系の本では身につけにくいところです。

むしろ、OSHOやガンガジ、レナード・ジェイコブソンなど、悟り系の良書がとても
参考になると思います。

最近出版された『悟りのシンクロニシティ 内なる引き寄せの法則も、いわゆる
引き寄せ系の本ではなく、以上のような創造の本質を踏まえ、自分の本質につな
がろうとするガイドブックです。

論調はにしきが「繁栄塾」でやっていたことに非常にシンクロし、自分が書いたかと
思えました。この本についても、近々書評を掲載したいと思っています。

未来を捨てる。やってみてくださいね。

■動画引き寄せの法則Video1
http://www.youtube.com/watch?v=FQ0L5_D1kCQ