癒しの切り札「インナーペアレント」

皆さん、こんにちは。「宇宙の法則」エバンジェリストのにしきです。

TREがきっかけで、「内なる子ども」について書き続けています。

強調しておきたいのは、「内なる子ども」の問題は、アダルトチャイルドとよばれるような、依存症の親のもとで育った方だけの問題ではない、ということです。

というのも、子どもを愛し、食事や衣服を与え、安全な場所を提供し、子どもの成長を見守るという家族の機能を果たしていない「機能不全家族」では、なんらかの問題を「内なる子ども」が抱えてしまうからです。

「0か100」かといった極端な思考法、家族依存、前回書いたようなコントロール癖、自分の欲求・願望がわからないという問題、「見捨てられる・・・」という根拠のない恐れなど、病気とは診断されないけれど、「生きづらさ」を作りだしてしまうパターンを持っているのであれば、そのほとんどが「内なる子ども」の問題だといえるでしょう。

これは心理学だけの問題ではありません。
僕たちのようにスピリチュアルな成長を目指すのであれば、「内なる子ども」を癒すのは避けて通れません。

なぜなら、「内なる子ども」自体が「本当の自分」であり、もともとそれを経由してハイヤーセルフや宇宙の流れにつながっていくからです。

インナーチャイルドを癒してマジカルチャイルドを活性化すると、ハイヤーセルフに簡単につながれるのも、そういう理由からです。

実際、「内なる子ども」をしっかりケアしてあげないと、瞑想もビジュアル化も、願いを叶えることも難しいでしょう。
そういうワークを実践していると、「批判的な子ども」が出てきて、雑念をばらまいたり、邪魔したりするのはご存じのとおりです。

で、どうやって「内なる子ども」を癒すのかですが、大きく言って2つの局面があるように思います。

・自分のなかにある最もつらい記憶を、安心できる仲間のもとでシェアする
・「内なる親」、インナーペアレントをはぐくむ

前者のほうは、絶対言いたくない、恐ろしくて表現したくないと思っているあなたの感情を、安心できる環境で分かち合うことです。
本人は絶対言いたくない、といういわば自分と家族の恥部ですから、簡単に表現できるわけではありません。
しかし、それを認めて冷静にシェアすると、大きな癒しとなるでしょう。

また後者は、「内なる親」を育てるというもの。
あなたの「内なる子ども」が傷ついているとすれば、それは親がいない無防備な状態に「内なる子ども」がいたからです。
外界との盾となり、「内なる子ども」をケアするのは、あなたのなかにいる「内なる親」の仕事です。
この「内なる親」をあなたのなかに作っていくのです。
そして「内なる子ども」と対話する。
このプロセスがとても大切です。

皆さんも過去にしがみつくのではなく、「内なる親」を育ててみませんか。
そして、「内なる子ども」はなんと言っているか、話を聞いてあげてませんか。
インナーチャイルドが「見えた、見えない」などというのは、実は些末なことにすぎません(ビジュアル化はできちゃいますが)。
大切なのは、こういう対話を繰り返し、「内なる子ども」のニーズを満たしてあげることです。

瞑想状態で対話する方法もありますが、紙と鉛筆で対話する方法もあるので、ご紹介します。

「内なる親」:利き手
「内なる子ども」:逆の手

このように鉛筆を使い分けます。
利き手は多くの場合「顕在意識・建前」を表しており、逆の手は「潜在意識・本音」を示しています。
ですからこんなふうに紙に書いて対話します。

利き手で:「インナーちゃん、元気?」

逆の手で:「うーん、そうでもないよ」

利き手で:「どうしたの?」

逆の手で:「なんだか寂しいんだ」

利き手で:「どうしたいの?」

逆の手で:「ママがひどいんだ。約束を守ってくれないんだ」

利き手で:「そうなんだ・・・」

逆の手で:「うん・・・」

このように、顕在意識と潜在意識でやり取りをすることで「内なる子ども」の本音を聞き出して、寄り添うことができます。

こういう地道なプロセスが、「内なる親」をはぐくみ、しいては「内なる子ども」を癒して元気づけることになります。

「インナーチャイルドに出会える」というと、なんだか特別なことをするようですが、実はこんなことでやっているのと同じです。
確かに、インナーチャイルドをビジュアル化できるのは素晴らしい体験で、そのあとハイヤーセルフと出会えるのも、すごいことだと思います。
霊能者じゃなくても、こういう世界を簡単に体験できるのは、ワークショプ参加者には周知の事実です。

ですが、大事なことは霊能力を開発するこではなく、「内なる子ども」をちゃんと癒すことです。

霊能力に興味があるなら、そちらの門を叩けば、いろいろ教えてくれる講座が山ほどあります。

にしきの周りにはいませんが、霊能力を特別なことと勘違いして、「特別意識」を持ってしまうと、ワンネスを伝えることができません。

僕たちはもともと「ひとつ」ですからね。
ひとつから出て、ひとつに帰る。
魂レベルではそうですから。

脱線しましたが、こういった地道な対話が、「内なる子ども」を癒します。
皆さんはやっていますか?

それとも、「親が悪い、絶対許せない」とやりますか。
それはそれでいいですし、それだけの理由があるんだと思いますが、そろそろ次のステップを目指してもいいのでは?

・・・とまあ、案外いいインナーチャイルドの記事を最近書いていますが、いかんせん申し込めるワークショプがない・・・のが玉に瑕かも。

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